・赤斑病は、皮膚や鰭に皮下出血性の赤斑が見られるのが特徴。
・松かさ病を伴うことが多く、食欲不振、時には眼球突出、腹部の膨満などの症状が現れる。
・赤斑病には、発病後1〜2週間以内に斃死する急性のものと、症状が現れてから数週間を経て食欲がなくなり、動きが緩慢になってやがて死に至る慢性のものとがある。
・年間を通じて発生するが、特に秋から初冬、冬から初夏の水温の変化が激しい時期や、水質が悪化した時などに多く発生する。
『初期』…体表、鰭などが粘液の分泌によって白くなり、しばらく後、皮膚、皮下に出血(赤斑)がみられる。
『重症』…腹部の皮膚が赤く変色し、表皮が剥がれて出血し潰瘍となる。肛門も充血し赤く見える。
『自然治癒と二次感染』…自然治癒する場合もあるが、晩秋に発病した場合には自然治癒は進まず、冬に入って患部に水生菌症(水カビ病)などの二次感染を誘発しやすく、斃死することが多い。
■参考
☆運動性エロモナス菌の感染⇒赤斑病・松かさ病⇒高水温期
☆非運動性エロモナス菌の感染⇒穴あき病⇒低水温期
これらの細菌は通常は強い病原性を持たないが、感染を受ける魚体に外傷や体力の低下など、何らかの悪条件があると、感染し発病する。
■対処法
・水質の悪化が主な原因なのでまずは水替えをし、飼育水に対して塩を0.5%を添付する。
・薬浴はパラザンD、エルバージュ、グリーンFゴールド等が効果的とされている。
・汚れた水で発生しやすいので水質管理を怠らない。
・ろ過装置の手入れも怠らない事。
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